苫米地英人式コーチングのコーチング・サミット2016と成功者の習慣

苫米地英人氏(脳科学者、認知科学者)のお弟子さん達がコーチングのクライアントを取るためのイベント、コーチング・サミット2016に参加して来ました。よく知っている講師の話は聞かずに、初めて聞くコーチの講演(セミナー)を主体に聞いてきました。

それぞれ魅力的な講演タイトルで、より魅力的なタイトルのを選んだり、普通のタイトルを選んだりしましたが、それぞれに得るところはありました。

一般講演4題、基調講演3題、特別講演2題という構成で、全部聞くと、コーチのブースに行けないので、タイムテーブルに余裕を持たせるべきでは?という気がしました。

海外の学会等に行くと、講演は午前中と夜だけで、昼間はポスターを見たり、エクスカーション(その地域の観光地ツアー)に行ったり、スキーをしたり(スキー場の真ん前のホテルで学会があったりします)という時間が取ってあるので、同じように、今回も講義は午前中~午後1時位までと、夜の部だけにして、昼間3時間程度はブースに寄れる時間を作るのがよいのにな、と思いました。

一般演題は4題ですが、2つづつ同じ時間帯に開催されるので、基本、どちらかしか1つしか(合計2つ)聞けません。中には、半分づつ聞く、とか、つまらなければ別の講演に移動する、というようなことをやっていた人もいたようです。

私は、阿部太助氏の、即効性のあるビジュアライゼーション、というのを最初に聞きました。彼は自然農法をやっているようです。即効性のあるビジュアライゼーションは、コミュニケーションに対して即効性があるやり方で、ドリームキラーや敵対関係にある人をいい関係にする、というものでした。

私としては、ビジネスにおける即効性のあるビジュアライゼーションを期待して行ったので、ちょっと期待はずれでした。が、それでも、対人関係については、非常に効果がありそうな気がしました。ただ、私としては、ホ・オポノポノで人間関係を劇的に改善できるので、これが必要かどうかは不明です。

次の講演は、林敬人氏の、コーチが目撃した進化の瞬間とは?というタイトルを聴講しました。ここでの事例は引きこもり女子中学生が好きなことを見つけ、それに爆進するようになり、今では非常に忙しく活躍している、というものでした。林コーチはしょっちゅう海外に行っているような感じでした。

林講師は元々は塾の講師もやっていたようで、勉強しない子供に対して勉強させるのが仕事だったはずですが、苫米地式コーチングでは、好きなことを見つけ、徹底的にやらせるようです。

この中学生もある有名なプロダクションに入りたかったのですが、林氏はそのプロダクションに行って来い、といって行かせました。ところが、そこは高卒が必要で、中学生では入れません。それでその女子学生はすごく悔しがって、もうあのプロダクションには入らない、あの社長と対等に話せるようになってやる、とカメラマンになる決心をします

そして、すぐにイタリアの写真家に会いに行き、何時間も話を聞いて来て、その後、カメラマンとして活躍しているそうです。

この話から言えることは、勉強とか自分の興味が持てないものを無理にやらせるのではなく、興味を持っているものをガンガンやっていけば、道は開ける、ということではないかと思います。自分が一番情熱を持てるものに全力で邁進できれば成功できない方がおかしいとも言えます。

次は田島大輔コーチの話で、圧倒的なパフォーマンスを出すマインドの使い方、という話でした。コーチの語源になったハンガリーのコーチ村に行った話から、ルー・タイスの口癖、セルフイメージ、セルフトーク、アファーメーションなどの話をし、最後にイメージングして終わりました。

その次は鹿児島県霧島市桜ヶ丘病院の医師(院長)の竹原邦夫先生の、The Power of Mindでした。竹原先生は、命の現場にコーチングを届けたい、という考えをお持ちでした。

事例としてご自身が苫米地英人先生を霧島市の健康福祉祭りに呼ぶのに苦労した話をして下さいました。苫米地先生は、「いいよ」と拍子抜けする位簡単にOKしてくれたのですが、その後のお役所との折衝に非常に苦労された話をされていました。最後は市長の判断で決まったそうですから、中間管理職の妨害もすごかったようです。また、史記の話など一般的にもためになる話をされました。内容は非常に濃かったですが、早口過ぎて全部はノートが取れなかったです。

次は、コグニティブ・コーポレート・コーチングとは何か?という話で、久野和禎コーチの話でした。彼はアメリカのテンプル大学で認知科学を教えているそうです。

特別講演は2題で、最初のは、青山龍コーチの、IQを飛躍的に向上させる次世代コーチングの理論と実践、というタイトルでした。これは1つ前の記事に書いたように、私が東大受験生の時代に開発した潜在意識の使い方とほぼ同じでした。他に、有名サッカー選手のコーチングで用いた手法ーセルフトークのようなもの、がとてもサッカー選手にはツボにハマった話をされていました。

最後の苫米地英人先生の話は、コーチになりたい人に対するもので、コーチの心構えというのがわかりました。値段は、自分が妥当と考えるよりも●倍にしろ、というようなことを言ってました。これには目から鱗が落ちる思いがしました。私自身、安くすればお客様が増える、というものではなく、高くても購入される人は相当数いる、ということを経験しているので、これはやってみたいな、と感じました。

また、このコーチング・サミットに参加した人は、苫米地英人の弟子と名乗っていい、と言っていたので、私も苫米地さんの弟子、と名乗ることはできるようです。認定コーチとは言えませんが、アンソニー・ロビンズ&苫米地英人直伝コーチとでも名乗りましょうかねぇ(笑

ただ、苫米地英人さんは独特な用語の使い方をされるので、まだ完全に理解できたとは言えない部分があります。臨場感、物理空間、情動、エフィカシー、抽象度、情報空間などなど。臨場感はおそらく、ありありと描く、ということでしょう。物理空間はこの世界、情動は感情、エフィカシーは自信、抽象度はより上位概念、情報空間はイメージの世界と置き換えて考えれば理解しやすいかも知れません。

情報空間中で最も臨場感が高いものが現実化するとのことです。いくつものイメージを持っていた場合は、そのうちの最も鮮明に細部まで明確に強く描いたイメージが実現するということなのでしょう。

結局のところ、苫米地式コーチングの一部の手法を私は40年も前の高校時代に既に使っていたようです。成功した人は誰もが無意識にコーチが言うようなやり方をやっているのだと思います。それができない、成功者になかなかなれない人はコーチングを受ければ成功者になれる、ということなのでしょう。

もし、自分が成功者とは言えない、または、ある程度は成功者だけどもっと成功したい、という方は以下からお気軽にご相談下さい。

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