講座やスクールを途中で辞めて(退会して)返金請求は是か非か?

講座やスクールを途中で辞めて返金請求する、というのはありでしょうか?法律的に契約違反であれば、当然に契約無効か詐欺ですから、債務不履行の損害賠償請求や不当利得返還請求ができる場合はあると思います。詐欺であれば、刑法上の告訴も可能でしょう。
 
実際、契約違反による途中退会は私もやったことがあります。入塾すれば、あるツールを使わせてくれるという塾があって、入ったらすぐに使えるようなことを言っていました。
 
そこで分割払いで入塾したのですが、3ヶ月経ってもツールが配布されないので、もう辞める、といって退会しました。通常は退会しても請求は止まりませんが、支払いが止まるようにしたので被害はわずかでした(返金は無し)。
 
これは明らかに契約違反のケースなので訴訟でも勝てると思います。
 
多くの塾は最後までやって成果が出なかったら返金、あるいは期間延長、という形のところが多いと思います。(この期間延長というのは保証としてはあまり効果がないような気がします。例えば、1年やって結果が出なかった人がもう半年同じ内容をやっても結果が出る可能性は低いでしょう)
 
最後までやってみないと成果が出るかどうかは不明ですから。あるいは、講座が終わって数年後に成果として出てくる場合もあると思いますし、他の講座を学んで、それとミックスしたら結果が出た、というケースもあると思います。
 
100万円~500万円の講座でも、そこで成果を出せる人は10%程度いけばいい方ではないか、という人もいます。極端な人は多数の塾生のうち、1人でも成功者が出れば成功、という考えのようです。
 
まぁ、予備校でも100%東大に入れるというのは無いですし、高校ならクラスで1人でも東大に入れば大成功、という高校もあるでしょう。その1人が合格できたことで、教師は東大合格させられる、と実績を謳うこともできます。必ずしも全員を東大に入れなくても、東大合格の指導はできます。あとは、その教え方が合う生徒と合わない生徒がいる、ということでしょう。
ただ、その東大に入れた生徒が知能指数200だったというオチとかだと、他の生徒はほとんど東大に入れないでしょうから救われません。やはり、複数人で、異なる才能や環境の生徒さんが東大に入れた塾や予備校を選ぶのが安心でしょう。
 
成果が出せるかどうかはある意味自己責任の面もあります。予備校の講師が教えたことをしっかり予習、復習しなければ当然結果は出ません。成果を出す生徒はさらに自分で考えて工夫しています。不得意科目は補習を受けたりして個別指導で強化する必要があるかも知れません。
 
塾にもよりますが、アフィリエイト等では、何期か連続して受講してどこかで急に莫大な収益をあげる人もいます。
 
これは、ある程度ノウハウが蓄積して行って、どこかで点と点がつながり、さらに自分独自の閃きがあって、急に大成功するのではないかと思っています。
 
何にせよ、エジソンのように、あきらめずに大量に行動し、改善を繰り返していけばいずれ必ず成功できるのではないでしょうか?私はそう信じています。