お金儲けと学力の偏差値

最近、いろいろなセミナーに参加していますが、売り込みのあるセミナーもあります。

そこで、非常に巧妙にセールスされるとつい、魔法にかかったように買ってしまう人もかなりいるようです。

本当にいい商品であればいいのですが、もし結果が出ないものであれば無駄な買い物になってしまいます。

こういう場合は、殺るか殺られるか、ならぬ、売るか、売られるか、の対決となり、売る側は常に儲かり、売られる側はほとんど回収できないような気がします。

それとは、別に経営者としては、正しいビジネスをやったうえで、倫理的な方法でいかに利益を出すか?が成績と言える気がします。

つまり、学力の偏差値はテストの点数ですが、ビジネスマンの成績は売上、利益の大きさだと思います。

ビジネスをやって売上をあげる、ということは、顧客が欲しい商品を開発して提供して喜んでもらいながらお金を受け取る、ということでしょう。

だとすれば、上のセミナーでも、本当に顧客が欲しい商品をセールスして販売し、その商品の購入者がその品質に満足してその価格以上のリターンがあれば、巧妙に売り込んでもよいのでしょう。

その商品購入者に商品価格以上の価値を提供しているのですから。

そういう意味から言えば、会社員であれ、自営業者であれ、ビジネスの目的はお金を稼ぐことですから、お金を稼いだ額の大小でそのビジネスマンの成績が測定される気がします。

もちろん、そうは言っても顧客に詐欺商品を販売してぼろもうけする、というのは倫理的に間違っているので、経営努力により、より価値の高い商品を、より安く提供し、満足してもらうことが重要でしょう。

そうであれば、いくら売っても感謝されるだけですから、倫理的にも正しいビジネスと言えるでしょう。