コーチ・カーターという映画を見ました。私はアマゾンプライムの会員なので無料で見れました。
コーチ・カーターについては、コーチングやアンソニー・ロビンズ関係の人がかなり押していたので興味はあったのですが、なかなか観る機会がなかったのですが、やっと観れたという感じです。
で、内容ですが、非常に面白くて感動しました。
日本でも八坂高校だったか、ラグビーで不良学生を立ち直らせる話があったと思います。大八木選手や平尾選手を育てた熱血先生の話です。
ちょっとあの話を思い出しました。
リッチモンドは3人に1人が逮捕されるくらい治安の悪い町のようです。そして、リッチモンド高校は評価が10のうちの1で、卒業率が50%、大学進学率は6%程度のレベルです。
そんなレベルの生徒たちにコーチ・カーターは厳しい契約をします。学業の評点を2.3以上にすることです。
これは本来のバスケット・ボールとは全く関係ないように思えますが、この程度の規律を守れないようではバスケも強くならない、と言って学生だけでなく親御さんたちを説得します。
最初は反発していた選手もいましたが、最初の試合から勝ち星をあげると悪態をついていた選手も戻りたい、と言って来ます。その生徒には過激なトレーニングを課すのですが、それを昔のチームメートが一緒にやるところなど、感動するシーン満載です。
ぜひ機会があればご覧下さい。
ともかく、スポーツ映画は単純明快で、すっきりしていていいですね。
コーチ・カーターは厳しすぎると思う場面もときどきありますが、あれを見ていて、親父を思い出しました。うちの親父もすごく厳しかったです。しかし、成功させるにはそのくらいの厳しさがないと難しいのかも、と感じました。
誰かを成功させる、という場合、単にへらへらと話を聞いているだけでは、なかなかできないのかも知れません。そういう人には厳しいことを言って無理矢理やらせ、成功体験を積ませるのも必要と思います。そして無理矢理大学に入れる。そうして初めて見える世界があるはずです。
これは大学受験でも同じでしょう。
早稲田や慶応、マーチに行ったのでは決して見えない景色があります。そういう景色を見ることで人生が変わる人も大勢いるはずです。そういう意味で東京大学に合格することは確かに人生を変えるきっかけになると思われます。