五日市剛の魔法の言葉と、ありがとう百万遍(竹田和平)

五日市剛氏の魔法の言葉という本があります。もう随分前ですから、10年以上前に読んだ気がします。

五日市剛氏は落胆することがあって、中東を旅行していました。そしてある老婆に出会います。その老婆は、五日市剛氏が落ち込んでいるのを見て、どんなに落ち込んで辛いときでも、ありがとう、と言うんだ、と教えます。

例えば、親や親友が死んで泣きたいときでも、歯を食いしばって、ありがとう、と言います。それによって負の感情の連鎖が途切れ、いい状態になれるそうです。

落ち込んだり、悲しいときは、その感情が増幅され、長く引きずることもあります。すると、その感情に応じた現実が続くおそれがあります。

泣きっ面にハチ、とか、貧乏な人はますます貧乏になり、富めるものはますます富む、などという言葉がありますが、感情は連鎖してしばらく続きます。

例えば、スポーツの試合で負けるはずのない相手に負けてすごく悔しい思いをして、もう練習なんかしたくない、という気持ちを引きずっていると、練習できないのでどんどん弱くなっていってしまいます。

でも、負けたことに対して、ありがとう、と言えば、もっと強くなるチャンスを与えてくれてありがとう、という気持ちになり、気持ちを切り替えてもっと頑張れるようになると思います。

悪い状態を断ち切り、リセットするためには、ありがとう、と言えばいいです。そうすれば、悪い状態が少なくとも普通の状態に切り替わります。

そして、さらにありがとう、ということでよいことが起こるようになります。

この応用編として、「○○できました、ありがとうございます(感謝いたします)。」と感謝を先取りする方法があります。

例えば、「宝くじで1億円当たりました、感謝いたします」というのを本気でいうと本当に当たることがあるそうです。ただし、軽い気持ちでいうのではダメで、本当に心の底から信じて強い気持ちでいう必要があります。

私もこの方法で、うまく行ったことが何度かあります(宝くじではないですが)。

たまごボーロで成功し、投資家としても100億円以上の資産を築いた竹田和平さんもありがとう百万遍といって、ありがとうを100万回唱えることを勧めていました。そうすることで人生が変わるそうです。

私も1万回位は言ってみましたが、一定の効果はあったと思います。

人間は心の中でセルフトークをしていると言われています。1日6万回位、自分で自分に質問を投げかけて、自分で答えています。その答えには、今の自分の信念が反映しています。

間違った信念に基づいてセルフトークを繰り返していれば、悪い現実が引き寄せられます。逆に、正しい信念に基づいてセルフトークをしている人は成功者になっていきます。

あなたの現状が満足できないものなら、セルフトークを変える必要があります。うまく行ってない人は、おそらく、心の中で、なんで、私はいつもダメなんだろう、あのとき、なんであんなことをしてしまったんだろう?などとセルフトークをしているはずです。

このセルフトークを断ち切り、より良く変えることで人生が変わります。

そのための一つのやり方が、インカンテーション、アファーメーションというものです。これにより、自分の信念を変えて人生を変えることができます。これらについて知りたい方は以下の記事をご覧ください。

インカンテーションとアファーメーションのやり方

インカンテーションやアファーメーションを作って唱えるのが面倒、という人は、ありがとう、を唱えるだけでもいいわけです。それによってセルフトークが変わり人生が変わるでしょう。

何か悪いことを考えている自分に気づいたら、どんなに辛い状態でも、ありがとう、と言ってみましょう。

誰かにひどいことを言われたり、ひどい仕打ちを受けたら、ありがとう、と言ってみましょう。そうすれば、世界が変わります。ものの見方が変わり、物事のいい面が見えるようになります。

テストで悪い点数を取ったら、ありがとう、と言えば、分かってないところを教えてくれてありがとう、と思えるようになります。

スポーツの試合で1回戦で負けたら、ありがとう、と言えば、次はこことここを改善して勝てるように頑張ろう、と思えます。

好きだった人と別れたら、ありがとう、といえば、相手に感謝し、もっと素敵な人と出会えるチャンスができた、と思えるかも知れません。

ザ・シークレットで有名な、ロンダ・バーンも感謝日記を勧めています。感謝する心が引き寄せを起こしやすくするようにも思います。感謝の連鎖を起こせるのではないかと思います。

嫌なこと、辛いこと、等があれば、ありがとう、と言ってみるのをお勧めします。

ただし、これには、反対説もあって、負の感情を味わい尽くすことによって、根本から変える、という考えもあります。負の感情を味わい尽くして、マイナスのどん底にまで行けば、その後は上昇するだけだからです。

ですから、ありがとう、でマイナス感情にふたをすることもできますが、悲しみの感情をいきつくところまで味わいつくして、そこから立ち直る、とやり方でもよいと思います。

どちらがよいかは一概には言えませんが、軽い痛みなら、ありがとう、で打消し、本当に深い痛みであれば、感情を味わい尽くして、根本から変える、というのも一つのやり方かも知れません。

ただし、本当に深い痛みを味わい尽くそうとすると、過呼吸になったりする危険もあるので、非常に深いトラウマの場合は、専門のカウンセラーと対面でされることをお勧めします。

とはいえ、ありがとうを言い続けると、そういった深いトラウマも自然に消えていく可能性もあるので、やはり、何もなくても、ありがとう、を言い続けるのは効果があると思います。

セルフ・アイデンティティ・ホ・オポノポノの4つの言葉にもありがとうが入っていますから、こちらでもよいと思います。

ホ・オポノポノ

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