宝地図を作れば夢が叶う、と言われています。宝地図セミナー講師、つまり、宝地図ナビゲーターはそう教えています。もちろん、創始者の望月俊孝先生もそう言っています。宝地図の原型、１９２０年代に発行された米国の雑誌ノーチラスでも、treasure mapで夢が叶うと書いてあります。
しかし、本当に夢が叶うのでしょうか？私の宝地図セミナーでは、ある回では、全員がそれぞれ夢を叶えましたからある意味真実ですが、ある回に来た方は、過去に宝地図を作ったけど全く叶わなかった、と言っていました。
つまり、世の中には宝地図を作ったけど、夢は叶わなかった、という人も一定割合います。私の宝地図ナビゲーターの友人も、夢実現率、目標達成率は、宝地図を教えた人の５０％程度、と言っていました。これでもかなり高い方だと思います。
もっと興味深いのは、宝地図ナビゲーターの仲間が札束の多くのおもちゃを買って宝地図に貼っていましたが、億万長者になった、という話はまだ聞いていません。そういう意味では、札束を宝地図に貼って億万長者になった人はあまり聞いたことがありません。
もちろん、宝地図ナビゲーターの中にも十分に経済的に成功してセミリタイヤしているような人もいますが、資産数億円程度でしょう。フロリダに別荘を持ち、自家用飛行機で世界を飛び回っている人には会ったことがありません。もっとも、そういう人は宝地図を習いには来ないでしょうが。
また、資産１兆円を超える人もいないし、おそらく１０００億円を超える人もいないと思います。
年商１０億円の社長はいましたが。
そういう意味から言えば、世界には上には上がいるので、宝地図で世界一の大金持ちになれた人はまだいないのではないかと思います。
もっとも、宝地図と意識せずに使っていたコンラッドヒルトンらもいますから、無意識のうちに宝地図に近いものを使って成功した人はいたとは思います。しかし、単に宝地図に世界のホテル王になる、と書いて貼っておくだけではおそらくそこまでの成功は無かったのではないかと思います。
ビル・ゲイツも、スティーブジョブズも、マーク・ザッカーバーグも宝地図を使っていたという話はありません。シリコンバレーのベンチャー起業家達は、むしろイメージングや瞑想の方が多そうです。
だとすれば、本当の成功を掴むには、宝地図（ドリーム・マップ、ビジョン・ボードなどともいわれます）よりも、イメージング、瞑想の方が効果が高いのかも知れません。
実は私は、宝地図は使わずに多くのことで成功してきました。その本質は潜在意識の活用、つまり、マーフィーの潜在意識の活用方法を使いました。これは、潜在意識に夢、目標が実現できたところをインプットする方法です。聖書でいえば、信じるものは救われる、あなたがこの山に向かって海に入れ、と言い、信じて疑わなければそのとおりになるであろう、というような話です。
信じるには、多くの場合はイメージングですが、宝地図を見てするイメージングとは違います。
私の場合は、ジョゼフ・マーフィーの潜在意識を使って成功する方法で、祈りとイメージングで多くの夢を実現させてきました。例えば、クラスでビリから東京大学に合格するなどです。
そういう意味では、宝地図は夢実現の補助具としてはいいですが、本当に本物の大きな夢を実現したいなら、イメージングの方がいいように思います。
イメージングは非常に簡単です。
夜寝る前になりたい自分、夢が実現した状態を想像し、その感情にひたればいいだけです。そしてその妄想をどんどん膨らませて行く。そうすれば、いずれ、その夢は自然に実現してしまいます。
ただ、それだけのことなのです。それが引き寄せの法則です。
ですから、もし、宝地図を作っているのに思ったように夢が叶わない、という人は、宝地図を見るのもいいですが、それに加えて、夜寝る前、朝起きた後のイメージングの時間を取ってみてはいかがでしょうか？
それにより、加速度的に夢が叶うようになると思います。夢実現の極意を知りたい方は以下からご登録下さい。無料メール講座が届きます。