宝地図、ドリーム・マップ、ビジョン・ボード等という言葉はご存知の方も多いと思います。これは、画用紙や板などに夢の写真を貼って眺めているだけでその夢が叶う、という夢実現ツールです。

宝地図自体は、１９２９年の米国の雑誌、ノーチラスにTreasure Mapとして記載があるので、約９０年位の歴史があるようです。おそらく実際には１００年以上の歴史があるものと思います。

写真を貼って眺めることで、そのイメージが潜在意識にインプットされます。それにより、潜在意識の強制力が働いて夢が実現するのだろう、と私は考えています。

本当にワクワクしながら作った場合は、その後、その宝地図を物置にしまっておいても実現するようです。逆に毎日何回も見ることで夢を実現させている人もいます。

最近では宝地図ナビゲーターという宝地図を教えるセミナー講師（インストラクター）も増えてきています。また、宝地図を動画にした宝地図ムービーという動画の作成を教える講師もいます。

成功者の多くは、ビジュアライゼーションをしています。自分の夢が実現したところを頭の中で絵にしているのです。それにより、潜在意識に成功した状態がインプット（刻印）され、それがいずれ現実のものとなります。

そもそも、この潜在意識が何なのか？も科学的にはよくわかってないように思います。ユングは集合的無意識といい、これを神と呼ぶ人もいます。ユングの説ですと、神は法則みたいなもので、自分の意志を持たない存在ですが、キリスト教の神は意志を持つのでこの点が違います。

願望実現のための潜在意識は、何でもインプットすれば叶う、アラジンの魔法のランプみたいな位置づけですが、やはり、その背後には守護霊や神がいるのではないか？と私個人としては考えています。

この潜在意識にインプットしたらなぜそれが実現するかは定かではありませんが、実際にそれが起こるのは確かです。イメージングをして潜在意識にインプットするということは、エーテルに形を与えるのに似ているのかも知れません。つまり、宇宙のエネルギーにイメージを送り込んで、その現実を潜在意識の中に作れれば、現実もそうなるのかも知れません。

ただ、必ずしも全ての夢が実現するわけではありません。実現しやすい夢と実現しにくい夢があります。

また、時間のかかる夢とすぐに叶う夢があります。さらに、カルマにより現世では叶わない夢があるかも知れません。その場合は、今生では、できる限り善行を積み、来世にかけるしかないのかも知れません。

そのあたりはまだ証明されていないので、今生では叶わない夢があるかどうかはわかりません。しかし、そういうことも研究していくブログにするつもりです。