最近、中国から謎の種子が送られてきて、米国や日本政府が蒔かないように注意しています。
しかし、一部には、米国で鉢に蒔いて育てた人もいたそうで、その人の場合は、その植物の周りの草が全部死んだそうです。
例えば、セイタカアワダチソウという植物は、アレロパシーがあり、根からポリアセチレン化合物、シスデヒドロマトリカリアエステルを出して、他の植物の種子の発芽を妨害します。
他にも、ナヨクサフジ(ヘアリーベッチ)は、石灰窒素の成分でもあるシアナミドを生合成するなど、アレロパシーのある植物は数十種類あります。
ですから、その植物が、周りの植物を殺す物質を放出するようにすることも可能です。自分自身はその物質に耐性を持つようにすることもできます。
例えば、ある除草剤の場合、EPSPをいう酵素の一部のアミノ酸に変異を入れておけば、その農薬が聞かなくすることが簡単にできてしまいます。そうしておいて、その植物が農薬を生産できるように遺伝子を導入すれば、周りの植物を枯らすことも可能です。
私は、今回の種子は生物兵器ではないかと推測しています。そうだとすれば、生物兵器条約を破っただけでなく、他国に損害を引き起こしているので国際犯罪になり、損害賠償の対象になります。戦争をしかけているのと同じことです。
中国では、細菌やウイルスの生物兵器も開発していますが、植物で、毒物を生産する遺伝子組換え植物を作ることも可能ですから、そういう毒性のある植物を開発した可能性があります。
そういう毒のある植物を世界中に郵送して、その国の植物の生態系を崩し、社会を混乱させたり、食料不足にしたりして、その後戦争をしかける、という作戦かも知れません。
いずれにしても、先の新型コロナウイルスは明確に生物兵器と香港から亡命したウイルス学の閻麗夢(えん れいむ)博士も言っていましたから、今後、植物や動物、細菌、ウイルスなどの生物兵器が中国から送られてくるおそれがあります。
中国からであれば、不審に思って小包を開けなくても、日本からの小包は開けてしまう場合があるかも知れません。しかし、今後はうかつに知らない人からの小包は開けないのが良さそうです。
以前、イラクは、炭そ菌入りの封筒を送り付けて、開封した記者が死亡した事件もありました。
そういう形の戦争を今後中国共産党が仕掛けないとも限りません。さらに、開けたら爆発する爆発物を小包で送るテロも以前はかなりありました。
最近はそうしたテロはあまり聞かなくなりましたが、バイオテロは気軽に封筒を送るだけでできますから、今後は郵便物にも注意を払う必要があります。