小平奈緒の人生は神様がくれた時間だから悔いのないように思う存分使いなさい

平昌冬季オリンピックのスピードスケートの500mで金メダル、1000mで銀メダルを取った小平奈緒選手のお父様が言った言葉です。

奈緒の人生は神様がくれた時間だから、悔いのないように思う存分使いなさい、と言われ、そのことが小平奈緒選手の生き方に深い影響を与えたそうです。

私もそんな言葉をかけられたら、自分の好きなことを追及できたと思います。好きなことをやっていてもやはり、不安になることはあるものです。

本当にこれでいいんだろうか?他人に迷惑をかけてまで、何の役にも立たないアマチュアスポーツをやっていていいんだろうか?という迷いは出てくると思います。

平凡なサラリーマンや公務員になった人にはあまりわからないかも知れませんが、アマチュア・スポーツ選手は常にこのような疑問を持つのではないでしょうか?

他の同期の人達は、会社で順調に仕事を覚えて出世して、結婚もして家庭も築いている。そんな中で自分だけオランダに留学してスケートの練習をしているが、十分な練習時間も取れず、予定の変更もしょっちゅうある。友達もいない。こんなことを続けていていいのだろうか?と小平奈緒選手も弱気になったこともあったようです。

そのような悩みがある時期に上のお父様の言葉をもらい、それが深く人生に影響を与えたそうです。

こんなことをしていていいのか?を疑問がわいたときは、上の、自分の人生は神様がくれた時間だから、精いっぱい好きなように使っていいんだ、と考えてよいと思います。

他の人が現役で大学に行って順調に楽しんでいるときにもまだ多浪を続けていたり、再受験を考えていればやはり、こんなことをしていていいんだろうか?と思うと思います。

あるいは、不倫をしていてなかなか進展しない場合もそうだと思います。

過去に分かれた彼氏、彼女との復縁に向けて努力しているときも、そう思う人もいるでしょう。

もっと現実的な生き方をした方がいいんじゃないか?そんなこと無理なんじゃないか?自分には才能がないんじゃないか?自分は相手にふさわしくないんじゃないか?など様々な悩みや迷いが出てくると思います。

そんなときは、小平奈緒選手のように、自分の人生は神様がくれた時間なのだから、精いっぱい自分の好きなように使おう、と考えれば勇気がわくと思います。そして、やれることを全部やろうと思うと思います。

それとともに、神様がくれた貴重な時間に、本当にこれがやりたいことなのか?とも思え、思う存分悔いのない人生を生きているか?という問いかけもでき、自分の人生を納得のできるものにできると思います。迷いも無くなるでしょう。

それによって、悔いのない行動や挑戦が思う存分でき、結果がどうであれ、人生の使い方に満足できるのではないでしょうか?

奈緒の人生は神様がくれた時間だから、悔いのないように思う存分使いなさい、というのは親が子供に向けてかけられる、最高の、かけがえのない言葉だと思います。

私も卓球をやっていた時にこの言葉をかけられていたら、人生が変わったかも知れないな、という気もします。

迷いなく、精いっぱい、思いっきり、思う存分、悔いのないように、好きなように人生を使いたいものですね。