夢実現とライバルとの競争

夢、目標の中には、他人(ライバル)に勝たないと実現できないものがあります。

オリンピックの優勝、成績全国1位、クラス1位、県大会優勝、モテモテの彼女、彼氏をゲットなどなど

多くの夢実現に立ちはだかるのがライバルです。

では、ライバルを蹴落とすイメージをすればよいのでしょうか?

オリンピックならライバルがケガをしたり病気になったりすることを祈ったり、成績でもライバルが不調で点数が伸びないところ、クラスでもライバルがいなくなるところ、モテモテの異性に言い寄るライバルが事故に遭って欲しい、と願ったり・・・

無意識のうちにそうした、ライバルの失敗を願う人も多いと思います。

しかし、その願いはおそらく叶わないでしょう。というのも、潜在意識は主語のない世界だからです。

つまり、ライバルにケガをしろ、病気になれ、と願うと、もしかしたらライバルが病気になるかも知れませんが、願った人も何等かの影響を受けてケガをしたり、災難に遭うと思います。

では、どうすればいいのでしょうか?

それはライバルの勝利を願うことです。

ライバルの勝利を願うと、そのままライバルが優勝してしまうのでは?と思われるかも知れません。

しかし、実際には勝負は相手が勝手に負けてしまうのです。自分が正しい心で正しくやるべきことをやっていけば、ライバルは自然に落ちて行って、自分だけが残り優勝できます。

ですから、ライバルの成功を祈ることの方が成功しやすいということです。

ただ、その際に、ライバルの成功だけでなく、自分自身の成功を願うことももちろん重要です。

ライバルと表彰台に上がり、自分が優勝、ライバルが2位、というようなイメージをするのがよいと思います。

つまり相手もそこそこの成功をし、自分がそれを超える成功をする、というイメージです。

そして、全ての人が成功できてはじめて、世の中がよりよくなり、本当に平和で幸せな世界が築けるのだと思います。

一部に不満を持ち、世の中を恨む人達がいる限り、この世界は平和にはならないでしょうから。