優秀な人材がベンチャー起業を目指すべき理由

お金を引き寄せる無料講座を受けたい方はメールアドレスをご登録下さい

非常に優秀で若い人が1日中かけて全力で仕事に集中したら中高年の高額の給与をもらっている管理職よりもずっといい仕事をする可能性があります。集中力、体力、最新知識など中高年の管理職が持っていないものを持っていますから。

実際、ノーベル賞でも20代、30代の業績で取る研究者も多いです。研究者として一番業績を出せるのは、35歳くらいまで、という人もいます。

例えば、私が以前いた会社では、30歳過ぎの米国帰りの博士がバイオテクノロジーの分野で、50億円稼ぎだす発明をしました。

しかし、彼の給料は特進(特別昇進)で2階級上がっても年収約1000万円程度でした。50億円稼いでも、通常の会社の給与体系では、定期昇給の最高評価で月3万円~5万円程度しか上がりません(職位が上がれば、年間で200万円とか500万円、1000万円アップすることもあり得ますが)

それなら、自分で起業して数億円の売上を立てて、そのうちの1億円をもらった方がいい、と考えてもおかしくありません。こちらの方が合理的でしょう。

というのも、日本の企業の給与体系は、若手のうちは働きに対して給与は低めに抑えられており、40歳、50歳の頃に大した仕事をしていなくても高額の給与が支払われるような体系になっています。

また、1人で大手柄を立てても、会社では、プロジェクトの成功には、いろんな人がかかわっているからと、その人1人の手柄にはせず、上司や広報、営業マン、事務員などみんなで出した成果、というようにされてしまい、天才的な閃きを出した人の功績は薄められてしまいます。命がけで徹夜で頑張っても日本では結果の評価で不当に薄められてしまいます。

実際、特許で大発明をしても、企業では報奨金は売上の0.02%とかです。これは、医薬なら臨床開発に莫大な費用がかかっている、広告宣伝費や営業マンの費用もかかっているし、そういう人達の貢献もある、ということで、発明者の評価は、非常に薄められてしまいます。

その一方で、窓際で何をやっているかわからない50代の社員にも年1000万円程度の給与が支払われています。そのために、若手がすごい成果を出しても社員全体で薄められて、仕事に見合った給与がもらえないことになります。

これは若手の優秀な社員にとっては、非常に大きな問題です。成果が正当に評価されていないわけですから。

とはいえ、今の高齢の会社員は若い時期に安い給与で猛烈に働いてやっと高給になったのだから、今更実力主義で若手に高額の給与を支払うのはおかしい、自分たちの時代は若い時は下積みで我慢して頑張って来たんだ、と思うでしょう。

とはいえ、最近では、AIの技術者などでは、年収1000万円とか、1500万円とかを新入社員に支払う企業も出てきていますから、業界によっては実力主義になってきているのも確かです。これはいいことだと思います。能力が正当に評価されているわけですから。

一部の企業、ジャンルはそうだとしても、多くの企業では、若いときに成果を出しても、それは全社員の給料の予算にプールされ、本当に成果に応じた分配はされません。

ある意味、芸能事務所みたいなものかも知れません。タレントが莫大な額を稼いでも給与は非常に低く抑えられていて、それが不満で事務所から独立するタレントが最近はあとを絶ちません。この場合も事務所の取り分は売上の3割以下にすれば、タレントも納得するでしょうが、それ以上だと取りすぎと感じる、とホリエモン(堀江貴文氏)も言ってました。

それらを考え合わせると、本当にやる気があり、自分の能力に自信がある人は起業も視野にいれるのがよいと思います。今はそれを可能にする環境が整っていますから。

昔はそういう目立つ新入社員は出る杭は打たれる、でつぶされることが多かったです。上司の保身のために、あまりに切れる社員は閑職に追いやられることもありました。これは、若手に限らず、役員争いでもそういう嫉妬で追い出されるケースもあるようなので、人間のサガとも言えますが。

しかしながら、今はそんな理不尽なことに苦しみ、我慢する必要はありません。もし、実力がありすぎて干されたら、ベンチャーに転職すればいいのです。

さらに、今では、インターネットを使って、年収数億円を個人で稼いでいるコンサルタントやコーチなどもいます。

全く個人のノウハウだけで会社の売上5億とか7億とか稼いでいます。そういうことができるなら、企業に入らず、自分でやった方がよいのはいうまでもありません。会社で定年まで働いても、彼らの1年分しか生涯賃金がもらえないのですから。

しかしながら、ベンチャー起業にはリスクもあり、通常はそういう考えになるのは難しいと思います。そこで、そうした、経営者に必要な考え方やお金の稼ぎ方について解説するメルマガを発行することにしました。

自力でお金を稼ぎたい、お金(資産)を増やし続けたい、という方は以下からご登録下さい。

お金を引き寄せ続ける無料メールマガジン登録フォーム

お金を引き寄せるメールマガジン登録フォーム