昨日の講演会でも言われていましたが、ナポレオン・ヒルのいうとおり、思考は現実化します。
これはまた、ジョゼフ・マーフィーも同じことを言っています。あなたの現在の状態は、あなたが考えたこと、心の底で望んだことの総和の結果なのです。つまり、全てあなたが選んでいるのです。
ですから、成績を上げたい、と思って勉強したとしても、心のどこかで成績を上げたくない、というブレーキがあれば、それと成績を上げたい、というベクトルとの総和が成績順位となって現れます。
例えば、司法書士に合格したい、と一生懸命勉強している人がいました。しかし、その人は同時に実の父を憎んでいました。
そうするとどういうことが起こるでしょう?父を憎んでいる→父の喜ぶことはしたくない→司法書士に合格しない方がいい、という欲求が無意識にあります。
そして、もし、その気持ちの方が強ければ、父にいつまでも迷惑をかけて困らせてやろう、と思って、無意識に合格できない勉強法をやってしまうことになります。
これは、現実にあった話を少し変えているだけで、ほぼ実際にあった話です。
つまり、あなたが、学校の先生を嫌ったり、恨んだり、憎んだりして、その先生の喜ぶ顔を見たくない、と思っていたら、おそらくその科目はあまりいい成績ではないでしょう。優秀な成績を取ったら、その先生が褒めてくれますが、それは耐えられないはずです。
つまり、直接成績を下げたい、という気持ちはなくても、間接的に周りまわってブレーキとなっている場合もあります。そういうブレーキを見つけて外せれば、一気に成績が上がります。そのような勉強法をこちらには書いています。