
藤川清美さんの「続ストン!」という本には、結婚を嫌がっていた長女を潜在意識を使って結婚させたことが書かれています。今回の方法は、強力ですので悪用厳禁でお願いします。
長男と次女は既に結婚していて、長女だけが、独身で、「年収3000万で毎年海外旅行して、BMWに乗って独身で暮らす」とか言って結婚は全く眼中にないようなことを言っていました。
母親としては早く片付いて(子供が全員結婚して)自分の時間を楽しみたいので困っていたそうです。それで、週末等に実家に帰ってきたらいつも結婚のことをいうので、長女とケンカばかりするようになり、親としてもそんな状況はかわいそうと思ってそれ以上結婚しなさい、とは言わないようにしたそうです。
そのかわり、藤川清美さんは、娘さんの潜在意識と交信するようにしたそうです。
夜寝る前に、〇〇、結婚おめでとう、〇年〇月〇日、とノートに書いて、寝る前に枕元に置き、娘さんの潜在意識と交信してもらうように頼んだそうです。それ以降は一切口では結婚のことは言いませんでした。
そしたら、1年後、娘さんが、お父さんに会ってもらいたい人がいる、と彼氏を連れてきて、無事結婚できたそうです。
直接面と向かって言うと子供も反発して口答えするのでケンカのようになってしまいますが、直接言わずに、相手の潜在意識と交信することで、相手に反発されることなく、相手の考え方を変えることもできるということでしょう。
ただ、これはある意味恐ろしいことで、誰かが、あなたの潜在意識と交信し、考え方を変えるように操れる、という見方もできます。
例えば、今は他の人と付き合っている人の潜在意識と交信して、自分を好きにさせることができる可能性もないとは言えません。
ストーカーのようなことをしなくても、相手の潜在意識と交信して自分を好きになってもらえると、自分としては嬉しいですよね。
このように、言葉で言わなくても、潜在意識で相手と交信することで相手を変えることはあり得るでしょう。
例えば、このようなことは、気功の達人もできるそうで、家出して自殺しようとしていた人の気を感じ、気功師はその人の位置も特定し、自殺を思いとどまるように気持ちを変えて自殺をやめさせた、という話を読んだことがあります。相手は、自殺するのがあほらしくなった、と言っていたそうです。自分では気がつかないうちに、気功師の気によって考え方が変わったのでしょう。
気の力もおそらく潜在意識と関係していますから、相手の潜在意識とつながって相手の自殺願望を変えさせたのではないかと思います。
自殺を思いとどまらせるのはいいですが、他人の人生の重要なことをそういう形で操るのは、どうかな、と思います。
上の長女は、本当は一生独身を楽しみたかったのに、母親が娘を結婚させて自由になりたい、というエゴから母親の価値観に操られてしまったという見方もできます。まぁ、結婚しないよりはした方がおそらく本人にとっても良かったでしょうけど。
潜在意識を使って相手を操ることができれば、娘さんの結婚に限らず、何にでも応用できてしまいます。
例えば、意中の人を付き合っている恋人から奪ったり、不倫相手を離婚させ、自分が代わりに結婚する、ということもできるかも知れません。おそらく復縁にも使えるでしょう。
しかし、おそらく、悪い目的に使おうとすると、神様が止めてくれるような気がします。私はそういう経験をしたことがありますから。
潜在意識を使って相手を自分の望むように変えることができるとしても、それは相手の幸せを願ってでなければ、叶いにくいように思います。おそらくカルマ的に合わない人とは上の方法を使っても長くはうまく行かない気がします。
とはいえ、相手と意識でぶつかりあうのではなく、相手の無意識に相手が知らないうちに働きかけて、思い通りに動かすことができる場合もある、というのは知っておいた方がよいでしょう。
というのも、知らないうちに無意識的に他人に操られるおそれがあるからです。それを避けるためには、明確な目標、ビジョンを持ち、常にそれを意識することでしょう。
例えば、女子マラソンのオリンピックで金メダルや銀メダルを取った高橋尚子さんや有森裕子さんのように、マラソンの選手をしている間は恋人、彼氏を作らない、結婚しない、と決めておけば、いくら親が潜在意識に働きかけてきても明確に断ることができるでしょう。そして、おそらく親から働きかけがあったことに気づき、マラソンの成功を邪魔するのは止めてくれ、と親に言えると思います。
つまり、相手によっては、こちらから潜在意識に働きかけていることがばれ、逆効果になるおそれもあり得ます。
潜在意識は、使い方によっては他人を操り、自由に操縦できる場合があります。しかし、倫理的に正しい使い方をするようにすべきだと思います。
それ以外の外見のしぐさから相手の本心を読み取って相手を動かす方法もあります。以下はそのやり方でNLP(神経言語プログラミング)を使って上司を操縦する方法ですが、上司以外の人の操縦にも使えます。潜在意識で動かす方法と合わせると効果が倍増すると思います。