張本智和と伊藤美誠が優勝 全日本卓球

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2018年の全日本卓球選手権は21日まで東京体育館で行われ、男子シングルスは14歳で中学2年生の張本智和選手が、女子シングルスは17歳で高校2年生の伊藤美誠選手が優勝を果たしました。

伊藤美誠選手は女子ダブルス、混合ダブルスでも優勝しているので、石川佳純以来の3冠王です。

昨年は平野美宇が日本のエース石川佳純を破って優勝して驚かせましたが、今年は、伊藤美誠が石川佳純、平野美宇を寄せ付けない圧倒的な強さで優勝しました。

ゾーンに入っていたのでは、と言われています。それは張本選手も言われていて、神がかり的なあたりというか、ラケットに当たれば入る状態だったのかも知れません。

1967年にストックホルムの世界選手権で優勝した長谷川信彦選手は愛工大名電で徹夜で練習していると、あるところに来ると、ラケットに当たりさえすれば相手コートに入る状態になる、と言っていました。

長谷川信彦氏の場合は、徹夜で練習して限界ギリギリのところでそのような状態に入っていたようですが、昨日の全日本は昼間でしかも、限界まで練習した状況ではなく、普通の試合の状態でした。

そんな状態でゾーンに入れるとしたら無敵になれる可能性があります。

張本智和選手も伊藤美誠選手も昨日の試合ではバックの決め球がよく決まっていました。

張本智和選手は手首が柔らかいそうで、スナップを利かせてバックハンドで強打しているようです。

この手首が柔らかいというのは中国選手のトレーニング方法なのかも知れません。

昔の中国の荘則棟という1961-1965年の世界チャンピオンは、親指が前腕にくっつく位手首が柔らかかったそうです。その頃の中国選手は手首の動きがすごく、それでサーブを出したり、手首だけでカットしたりするので、どんな回転がかかっているか分からず、日本選手は苦しんだものです。

おそらく張本智和のお父さんも卓球のプロですから、その頃の選手ではないかと考えられ、手首を十何にして鍛えることを教えたものと思われます。それが強烈なバックハンドやチキータレシーブとしてうまく機能しているように思います。

伊藤美誠は純粋な日本人ですが、全日本選手権で見せたバックは、小さな動きで押し込むプッシュのようなようそも加えた感じのバックハンドと、バックハンドドライブを使っていました。この表ソフトのバックハンドドライブが取りにくいようで、平野美宇もかなりオーバーしていました。

表ソフトの割には強い回転がかかっているようでした。

昨日のような試合をされると、石川佳純も平野美宇もなすすべがない、という感じでした。もしかしたら中国選手にも効果があるかも知れません。今年の世界選手権で中国選手と当たるのが楽しみです。

いずれにせよ、日本卓球界にとってわかい力がどんどん伸びていっているのはいいことです。どんどん先輩を追い越して夢を実現して行って欲しいと願っています。

そして東京オリンピックで金メダルを取って欲しいですね。

 

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