高度成長期には、お金を稼ぐ方法としては、サラリーマンか公務員になって給料をもらう、というのが王道でした。独立起業するとすれば、資格を取って、弁護士、公認会計士、司法書士、弁理士、等で開業すればサラリーマンよりも多くの収入が得られることもありました。

しかし、今や、これらの人に雇われる仕事ではなく、フリーでもサラリーマン以上に収入をあげることが可能になっています。

例えば、せどり、転売では、安く仕入れたものをネットで高く売るというやり方ですが、昔からある小売業と仕組は同じで、ネットで販売する点が違うだけですが、従来からある小売業よりも効率よく稼いでいる人が多いです。月収100万円クラスは普通で月収1000万円を超える人もいるそうです。サラリーマンでは考えられない収入です。

また、アフィリエイトでも、月収1000万円、2000万円、3000万円を稼いでいる人もいます。年収ではなく月収です。それも広告を使わないでSEO（search engine optimization）という検索エンジン最適化のみで月収3000万円を稼いでいるわけです。サラリーマンで言えば、本部長か取締役クラスの年収を１カ月で稼ぐわけで、年収３億6000万円の計算になり、サラリーマンの生涯年収をたったの１年で稼ぎ出しているわけです。

そういう意味からいえば、こうした新しいお金の稼ぎ方をすることで、コツコツ勤勉に長く働いて、老後は年金で生活する、というパターン以外にも、たった１年で生涯年収を稼ぎ、あとは悠々自適に好きなことをして暮らす、ということも可能な時代になったとさえいえます。

さらに、アフィリエイトで年収1000万円を超えている人の中には中卒程度の学歴の人もいるわけで、そうすると、昔から言われていた、いい高校、いい大学、いい会社、いい人生、というパターンよりもずっと楽しい生き方もある、ということになります。

つまり、小学校、中学校、高校と好きでもない受験勉強に苦しみ、何とか有名大学に入り、一流企業に就職しても、月給20万円がせいぜいですが、アフィリエイトをやれば、20台で月収100万円も全く夢物語ではなく、しかも、組織に縛られず、いつでも遊べる状態で好きなときに好きなように仕事ができるわけです。

実際、アフィリエイトで月100万円稼いでいる人は、月のほとんどを遊んで暮らして、仕事はほとんどしていません。それでも稼いでくれるサイトを持っているからです。

さらに、最近では仮想通貨バブルで億を稼いだ人もかなりいるようで、こうした全く新しい仕組にいち早く乗った人は短期間に億を超える資産を築いたりしています。

そういう意味では、従来のエリートコースである、一流中学、一流高校、一流大学を経て大企業や官僚になる、というコースはこれらに比べて効率が良くないかも知れません。官僚のトップの事務次官になっても年収は2500万円程度で、アフィリエイトのトップ層の１か月分ですから。

そういう意味では、下剋上が可能になったわけで、学歴もなく、貧乏な家庭の出身者であっても、月収100～3000万円の生活を送れるわけです。そういう意味ではアフィリエイトは非常に魅力的な職業と言えるでしょう。